Sailsは利便性のために、いくつかのグローバル変数を提供しています。デフォルトでは、アプリのモデル、サービス、そしてグローバルなsails
オブジェクトがすべてグローバルスコープで利用可能です。つまり、Sailsがロード済みであれば、バックエンドコードのどこからでも名前で参照できます。
Sailsコアでは、これらのグローバル変数に依存しているものはありません。Sailsで公開されているすべてのグローバル変数は、sails.config.globals
(慣例的にconfig/globals.js
で設定)で無効にできます。
sails
)ほとんどの場合、sails
オブジェクトはアプリのコードをよりクリーンにするため、グローバルにアクセス可能にしておきたいでしょう。ただし、sails
を含む_すべての_グローバル変数を無効にする必要がある場合は、リクエストオブジェクト(req
)からsails
にアクセスできます。
アプリのモデルとサービスは、それぞれのglobalId
を使用してグローバル変数として公開されます。たとえば、api/models/Foo.js
ファイルで定義されたモデルはFoo
としてグローバルにアクセス可能になり、api/services/Baz.js
で定義されたサービスはBaz
として利用可能になります。
async
) と Lodash (_
)Sailsはまた、lodashのインスタンスを_
として、asyncのインスタンスをasync
として公開します。これらのよく使われるユーティリティは、新しいプロジェクトごとにnpm install
する必要がないように、デフォルトで提供されています。Sailsの他のグローバル変数と同様に、これらも無効にできます。