sails debug
このコマンドは、古いバージョンのNodeでのみ使用してください。Node v6以降では、
sails inspect
を使用してください。
NodeデバッガーをアタッチしてSailsアプリを起動します(node --debug app.js
を実行するのと同様です)。その後、node-inspectorを使用して、アプリの実行中にデバッグできます。
sails debug
sails lift
と同じオプションを使用します。オプションはこちらに記載されています。
$ sails debug
info: Running node-inspector on this app...
info: If you don't know what to do next, type `help`
info: Or check out the docs:
info: https://node.dokyumento.jp/api/debugger.html
info: ( to exit, type <CTRL>+<C> )
debugger listening on port 5858
Sailsで標準の(コマンドライン)Nodeデバッガーを使用するには、常に
node debug app.js
を実行できます。
Node Inspectorを使用してSailsアプリをデバッグするには、まずnpmでインストールします
$ npm install -g node-inspector
次に、node-inspector
コマンドで起動します
$ node-inspector
これで、Sailsアプリをデバッグモードで起動できます
$ sails debug
アプリケーションが起動したら、OperaまたはChromeでhttp://127.0.0.1:8080?port=5858にアクセスします(他のブラウザでは使用できません!)。これで、通常どおりポート1337でアプリをリクエストし、ブラウザからコードをデバッグできます。
仕組み Node.jsにはTCPベースのデバッガーが含まれています。
sails debug
を使用してアプリケーションを起動すると、Node.jsはアプリを起動し、ポート5858
でソケットを開きます。このソケットにより、外部ツールがデバッガーと対話し、制御できるようになります。ポート8080
経由でアクセスできるNode Inspectorは、この種のツールです。
http://127.0.0.1:8080?port=5858でブラウザにファイルが表示されない場合、または読み込みに非常に時間がかかる場合は、
--no-preload
引数を付けてNode Inspectorを実行してみてください。詳細については、Node Inspectorのレポジトリを参照してください。